予防治療|山本歯科|豊中市東泉丘桃山台駅の歯医者・歯科

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予防治療

予防治療|山本歯科|豊中市東泉丘桃山台駅の歯医者・歯科

予防治療

予防歯科図1

ようやく予防治療の重要性が浸透してきました。この場合の予防治療とは「虫歯を小さいうちに見つけて削る」という意味ではありません。早期発見・早期治療は虫歯に溢れていた昭和時代の治療法です。削って詰めるだけでは虫歯の再発が起こったのです。なぜなら「どうして虫歯になったのか」という虫歯リスクの“把握”がなくて、「虫歯の再発防止はどうすればいいのか」という虫歯リスクの“管理”をしなかったからです。歯周病でも同じです。「歯槽骨がなくなって歯がグラグラになったら抜歯する」だけでは、歯周病の再発や進行を抑えることができません。歯周病リスクの“把握”と“管理”をしなければ悪化の道しか残りません。重症の歯周病であっても進行を抑えて少しでも長く自分の歯を残すことは可能です。
おかげ様で2024年11月に山本歯科は開業30年を迎えますが、メインテナンス患者さんの受け入れを充実させるために、2023年5月にチェアを増設いたしました。2022年のデータ解析では、メインテナンスにお見えの患者さんは約1000名。そのうち650名は10年以上通っていただいており、さらにそのうちの150名は20年以上のベテラン患者さんです。歯周治療では「10年間で何本歯を失うか」という指標がありますが、山本歯科では平均16.1年で1.33本。これは10年換算では0.83本です。2017年に発表されたメタ解析では2本ですので世界平均の半分以下の好成績です(図1)。

予防歯科を充実させるために器材の入れ替えも進めています。特に歯の表面の着色やくすみを除去できる器材としてAir Flow Prophylaxis Master 1台(図2)とMerssage E-pick 2 in 1(図3)2台を各メインテナンスチェアに装備しています。

予防歯科図2図2

予防歯科図3図3

これらで歯石やプラーク、色素沈着を徹底的に除去します(図4)。

図4:治療前図4:治療前

図4:治療後図4:治療後

また回転器具で着色やプラークを除去するMerssage Pro Solid(図5)や超音波スケーラーのSprasson P-Max(図6)など世界標準の器具で安心して受診していただけるよう環境整備に努めています。

図5図5

図6図6