審美歯科|山本歯科|豊中市東泉丘桃山台駅の歯医者・歯科

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審美歯科

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審美歯科図1図1

歯の“見栄え”に関心が集まるようになりました。昭和初期には前歯でも金歯を入れていたことがありますが(図1)、今ではセラミックやプラスチックのような材料を使って目立たないように治療できます。

ただ、この分野の材料学は進歩し続けていて、どんどん自然美を表現できるようになってきました。プラスチックの最大の欠点は耐久性と変色ですが(図2:9年後)、それを解決してくれる材料がセラミックです。

図2:治療直後図2:治療直後

図2:その後図2:9年後

当院で扱うセラミックを紹介します。

メタルボンドクラウン(陶材焼付鋳造冠)

金属の上にセラミックを焼き付けて作ります。七宝焼きのようなイメージです。セラミックが金属で支えられているため強度が高いのが特徴です。そのため前歯でも奥歯でも作ることができます。ただ、金属アレルギーのある場合や、後になって歯ぐきが下がると見た目が悪くなることがあります。当院ではアレルギーを起こしにくい白金加金を使用しており、歯ぐきが下がっても金属が見えないように作っています。(図3)

図3:治療前図3:治療前

図3:治療20年後図3:治療20年後

オールセラミッククラウン(e-max)

金属を使わず全てセラミックで製作するクラウンです。従来は強度が低いという弱点がありましたが、二ケイ酸リチウムガラスを使うことで強度が向上しました。透明感があり、自然な色を再現できますが、奥歯に使うには強度的に不安があります。

ジルコニアセラミック

人工ダイヤモンドとも言われるくらい強度が高く、奥歯でも使うことができます。透明感はe-maxより劣りますが、ジルコニアを芯の部分に使い、その上に自然感のあるセラミックを築層していくレイヤードという方法で強度と審美性の両方を実現することができます。(図4)

ジルコニアセラミック 治療前図4:治療前

ジルコニアセラミック 治療後図4:治療後

クラウンは歯を全体的に覆うかぶせものです。歯の一部に埋め込まれたものはインレーと言います。インレーは奥歯のかみ合わせの面や歯と歯の間の虫歯に使われますが、奥歯という力のかかる部位に使う材料は金属が安心です。ただ、これもセラミック材料の進化のおかげで、e-max(図5)やジルコニアを使って白い歯を取り戻せるようになりました。セラミックは丈夫になったとは言え、歯ぎしりやくいしばりには耐えられないことがあります。夜寝るときにマウスピース(ナイトガード)をすることをお勧めします。セラミック治療は全て自費治療となりますが、マウスピースは保険治療で作ることができます。

図5:治療前図5:治療前

図5:治療後図5:治療後